ホテル ホワイトキャビン

東京メトロ千川駅徒歩0分。池袋エリアで全室駐車場完備のデザイナーズ・ホテルです。

戦いがすんで…。

イメージ 1

 事前にさまざまな問題があった北京オリンピックは、無事に終了しました。


開催国中国による開会式のやらせや報道規制などは批判の対象になりましたが、選手個々人の活躍のすばらしさに感動させられた大会でした。


 水の怪物といわれたマイケル・フェルプスの前人未踏の金メダル8冠、驚異的な世界新記録で短距離3冠のウサイン・ボルト、有言実行で日本人水泳選手として初の2種目2冠を達成した北島康介選手など。
 

 ところで、オリンピックでメダルを獲得すると国から報奨金がでます。
日本の場合、日本五輪委員会(JOC)から、、メダル300万円・メダル200万円・メダル100万円が支給されます。その他に、所属する各競技団体から出る場合もあります。


 たとえば、日本初のトラック競技で銅メダルを獲得した男子400メートルリレーの選手には、日本陸連から100万円が支給されます。
日本陸連は、前回アテネオリンピックよりも今回の北京オリンピックでは報奨金の額を2倍にし、金メダルは1000万円・銀メダルは600万円・銅メダルは200万円と増額しました。陸連が報奨金を支給するのは、メダリストだけでなく8位入賞までの選手なので、8位でも100万円が支給されます。ただし、リレー種目は半額なのです。これは、リレーが個人種目ではないからでしょうね。


 それ以外に、JOCが認定した強化選手には、スポーツ振興助成金が最高年間240万円支給されています。


 さらに所属スポンサー企業があれば、そこからかなりの金額が支払われるでしょう。
 前回アテネでは女子マラソン野口みずき選手と男子柔道の野村忠弘選手が5000万円(推定)、女子柔道の谷亮子選手が1億円(推定)を所属企業から贈られたといわれています。


 今回、スポンサーからの報奨金で話題をさらったのは、8冠のマイケル・フェルプス。スポンサーであるスピード社から贈られる報奨金は100万ドル(約1億1100万円)。

 ボルト選手には、いったいいくらぐらいの報奨金が贈られるのでしょうか。


 各国の報奨金を比較すると、日本と同等の国やはるかに高い金額を生涯年金の形で支給する国などさまざまです。


 先進国で、オリンピック委員会が出す報奨金としてかなり高額な支給をする国はイタリアです。北京五輪の金メダリストに14万ユーロ(約1940万円)、銀に7万5000ユーロ、銅に5万ユーロとかなり太っ腹です。しかし、税込みなので、実際に受け取れるのはこの半額ほどだそうです。ちなみに日本のオリンピック報奨金は、免税です。


 プロとして多額の報酬を得て活動している選手もいれば、スポンサーもなく競技活動費捻出のために苦労している選手もいます。

 頑張った選手には、それに見合っただけの報奨金が支払われてしかるべきだと思います。