ホテル ホワイトキャビン

東京メトロ千川駅徒歩0分。池袋エリアで全室駐車場完備のデザイナーズ・ホテルです。

桜は心身にやさしい

イメージ 1

春といえば、桜ですね。

今年の東京の桜は満開になってからも一週間以上持っていて、まだ多くの人の目を楽しませてくれています。

日本人が大好き桜には、色々な効能があるそうです。


桜は、バラ科の植物で、桜の木の皮を乾燥させたものを桜皮といい、薬草として使用されていました。

しゃっくりや下痢止め、二日酔いや食中毒などの場合に煎じて用いられ、打撲や蛇に咬まれた時には煎液をつけたりしていたそうです。

桜の成分には、タンニン、サクラニン、ゲンカワニン、サクラネチン、クマリンなどが含まれています。

タンニンには収斂・殺菌作用が、サクラニンには鎮咳作用があるそうです。

おめでたい席に出される桜湯や桜餅の香りは、クマリンによるものだそうです。

江戸時代の有名な医者である華岡青洲漢方薬の処方を参考にして桜皮を含む十味敗毒湯を作りました。これは、湿疹や炎症、化膿性の皮膚疾患などに用いられたそうです。



桜のもつはかなさ、散り際の潔さなど一瞬を咲き切る桜の特徴は、繊細な日本人の精神性と相まって、

日本人に長い間愛されてきました。


なぜ、日本人が千年も前から桜、サクラと大騒ぎをするのか…、桜は、目で楽しみ香りで癒されとただ美

しいだけではなく、昔からさまざまな形で日本人の心と生活に潤いを与えてくれるものだったからなのでしょうか。