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猛暑日

 今年から、気象庁は天気予報や解説で使う用語に猛暑日を新設した。


 気象庁は29日、天気予報などで使う予報用語を8年ぶりに改正した。最高気温が35度以上の猛烈に暑い日を「猛暑日」と新たに定めるなど、約40語を追加した。4月1日から利用を始める。

 夏の暑さを示す目安は、最高気温が25度以上の「夏日」や30度以上の「真夏日」などがある。しかし近年、都市部の気温が周囲より異常に高くなるヒートアイランド現象で35度以上の日が増加。東京では平年は年1・9日だが、平成7年は13日、6年と13年は8日、14年と16年は6日と増えており、暑さに伴う健康被害も目立っているため、新たな用語を導入することにした。

 また、北海道佐呂間町などで竜巻被害が相次いだことを受け、故藤田哲也博士が定めた竜巻の強度基準「藤田(F)スケール」を追加。「熱中症」や、屋根などに積もった雪の落下で被害に遭う「落雪害」なども加えた。

2007/03/30 izaニュースより引用
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/45483/


 気象庁の分析によると「猛暑日」「熱帯夜」は70年間で1.5倍に増えているそうだ。


  猛暑日とは「一日の最高気温が35度以上の日」
  真夏日とは「一日の最高気温が30度以上の日」
  熱帯夜とは「夜間の最低気温が25度以上のこと」


ここ数年の東京の暑さは、異常だ。東京の最近の記録は、以下のとおりになる。


           真夏日  猛暑日  熱帯夜  平均気温
  2003年7月   3日   0日    0日   22.8℃
  2004年7月  25日   4日   19日   28.5℃
  2005年7月  14日   1日   10日   25.6℃
  2006年7月  10日   2日    5日   25.6℃

  2003年8月  17日   0日   11日   26.0℃
  2004年8月  21日   2日   17日   27.2℃
  2005年8月  25日   2日   16日   28.1℃
  2006年8月  20日   1日   14日   27.5℃


 特に2004年の7月は、記録的な猛暑で、熱帯夜が19日あり、一日の平均気温が30℃以上の日が7日もあった。

 ちなみに今年の7月は、昨日(11日)までのデータでは、まだ猛暑日も熱帯夜も一日もない。一日の最高気温が30℃を超えた日は2日だけである。とはいえ、まだ梅雨の最中なので、暑さ本番は梅雨明けからである。

 ヒートアイランド現象が年々ひどくなる東京で、涼しい夏は望むべくもないのだが、打ち水屋上緑化クールビズなどの努力を続けて、少しでも地球温暖化を食い止めようとしている。

 さて、今年の夏は、どれだけ暑くなるのであろうか。
新設の「猛暑日」が数多く記録されないことを祈るばかりである。