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国民の祝日

現在、日本国民の祝日は14日ある。

以前は、5月4日は休みではなかったが、この日を祝日(以前は国民の祝日、現在はみどりの日)にしたことにより、ゴールデンウイーク中に連休ができた。

国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)
(一部改正 平成17年5月20日法律第43号 平成19年1月1日施行)
(以下、祝日法)の第3条第2項によると、

国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。(内閣府ホームページより)
http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

この条項により、来年(2008年)及び再来年(2009年)の5月6日は、休日になる。
私が、2005年の暮れにもらった三年カレンダー(2006年~2008年まで記載)には、この条項が適用されていなかったらしく、5月6日には休日の印がない。本来の振替休日ではあるが、ちょっと得した気分になる。

ところで、祝日にはそれぞれ祝日本来の意味がある。

祝日法によると、こどもの日は

こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。

となっている。

単純に子供の幸福を願う日だと思っていたら、それに加えて母に感謝する日だったとは、知りませんでした。
母の日(5月の第二日曜日)と近い祝日なので、こういう趣旨になったのだろうか。
母に感謝する祝日はあっても、父に感謝する祝日はない。
父の日は、母の日と同様日曜日であるから、休日ではあるが、祝日ではない。
お父さん、ちょっぴりかわいそう…。

国民の祝日が何のためにあるのかというと、
祝日法第1条の【意義】よると

自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

という大層な意義を持って定められているんですね。
だから、それぞれの日にそれぞれの意味があって、子供の日は上記のような趣旨なんですね。

祝日は学校・官公庁はそろって休み、一般企業でも休みの所が多いと思う。休みとなれば、一日でも多いほうがいいので、休みそのものだけを考えて、祝日の意味について改めて考えたことはなかった。
来る祝日は、3月21日の春分の日である。


自然をたたえ、生物をいつくしむ。

となっている。
春の彼岸ではあるが、秋の彼岸と被らないように、先祖をしのぶという趣旨にはなっていないようだ。暖冬の今年は春の訪れがだいぶ早いと思うが、春爛漫の一日を自然の中ですごしてみるのもいいだろう。