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プロ野球盛り上がる

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 日本プロ野球界はシーズン終了を控えて例年になく盛り上がっている。セリーグでは、巨人・阪神が同率首位で並びどちらが優勝するのか…予断を許さない。


 アメリカでは、地区シリーズが終わり、それを制したチーム同士でリーグ優勝決定シリーズがまもなく始まる。

 アメリカンリーグナショナルリーグともに地区シリーズを制したチームに日本人がいる。
アメリカンリーグボストン・レッドソックス岡島秀樹松坂大輔タンパベイ・レイズ岩村明憲がいる。
ナショナルリーグフィラデルフィア・フィリーズ田口壮井口資仁ロサンゼルス・ドジャース斎藤隆黒田博樹がいる。


 アメリカのプロ野球(MLB)は、14球団が所属するアメリカンリーグと16球団が所属するナショナルリーグで構成されています。それぞれのリーグが地域ごとに東地区・中地区・西地区に分かれています。それぞれの地区で優勝した3チームとワイルドカード(リーグの中で勝率2位)により出場できる1チームを加えた4チームにより、地区シリーズが行われます。


 まず、地区シリーズを行い、5回戦制で3戦先勝したチームがリーグ優勝決定シリーズに進出する。リーグ優勝決定シリーズは7回戦制で4戦先勝したチームがワールドシリーズに進出し、ワールドシリーズはリーグ優勝チーム同士による7回戦制で4戦先勝したチームがワールドチャンピオンとなる。
アメリカ国内でチャンピオンになるためには、シーズン終了後に最低でも10勝が必要で、10月まるまる一ヶ月を費やして、ポストシーズンを戦いチャンピオンを決めるというベースボールが国民的スポーツの一つであるというお国柄を見事に表しています。


 アメリカ国内だけの試合でワールドチャンピオンというのも傲慢だなと思いますが、それがベースボール発祥の地としての自負なのでしょう。


 日本のプロ野球は、以前はセリーグパリーグの優勝チームが日本シリーズを戦うという単純明快な仕組みでしたが、ここ数年クライマックスシリーズが導入されて、リーグ優勝しなくても日本一になれるというシステムになりました。
これって、どうなんでしょう。短期決戦に勝てば、たとえリーグ3位でも日本一になれる。1位のチームにしてみれば納得いかないのでは…。というわけで、今年からクライマックスシリーズではリーグ1位チームにあらかじめ1勝のアドバンテージが与えられます。去年、これがあったら巨人はどうなっていたでしょうか。


 すでに全日程を終了したパリーグは、西武が優勝し、2位のオリックスと3位の日本ハムクライマックスシリーズに進出することが決定しています。
セリーグは、今日現在同率首位の巨人・阪神、3位の中日がクライマックスシリーズに進出することが決まっていますが、巨人と阪神のどちらが優勝するかはまったく分かりません。


 昔に比べると今年は地上波テレビでの生中継が格段に少なくなり、プロ野球ファンは欲求不満の方が多かったのではないかと思いますが、最後の最後まで優勝が決まらない状況はやきもきするでしょうが、わくわくドキドキという楽しみが増えたのではないでしょうか。


 日本シリーズが始まる頃は、ずいぶん秋が深まったなと感じます。

 今年の秋は、どんな球春ならぬ球秋が見られるでしょうか。