五月の嵐

今日は、ものすごい強風でした。

思わずこれは、メイストームのミニ版ではないかと思いました。

【5月の嵐・メイストーム】とは、

４月の後半から５月ごろにかけて、
メイストームと呼ばれる嵐が吹き荒れることがあります。

低気圧が日本海に入って台風並みに発達しながら北日本に向うとき、
日本列島の天気が広い範囲に渡って急激に変化します。

低気圧が日本海にあると、低気圧に向かって南よりの強い風が吹きます。
各地で強風が吹き荒れ、海上は波が高く大荒れになります。
低気圧の寒冷前線が通過する時は、雷を伴った強い雨が降ったり、
海や山は大荒れの天気となって、遭難事故が起こることもあります。

昭和２９年の５月９日から１０日にかけて、
日本海西部から北海道を急速に発達しながら進んだ低気圧によって、
強風と高波で漁船が沈没したり行方不明になるなど大惨事となりました。
これが「メイストーム」と名付けられた初めての低気圧です。

というものです。

昨日の天気図は、日本列島に低気圧が入っていました。
この強風の影響で、鉄道各線が一時運転を見合わせ、朝のラッシュ時にぶつかった駅ではかなり混雑したようです。

関東で強風、地下鉄やＪＲ各線で乱れ…通勤・通学大混乱

今日の最大瞬間風速は栃木県日光市で２９．５メートル、福島県白河市で２８・４メートル、東京・大手町でも２６メートルを記録したそうです。
日本の鉄道会社は、強風の時は運転を停止します。
運転を見合わせる風速は規制区間によって違いますが、半分以上が風速２５ｍ/ｓだそうです。
２０ｍ/sで徐行運転をする会社もあります。

今朝、私の乗った電車は止まりませんでしたが、一時徐行運転をしました。

通勤時に電車が遅れたり運転停止をしたりするとイライラしますが、安全を守るために電車が止まるのは仕方がないのですね。